東京近郊の登山記録。トイレの有無やルートや目安時間もときどき掲載。LIFE IS HIKE

∟ 山行の記録。山歩録。霧につつまれる山が好き。

利尻富士登山へ

お盆恒例の北海道登山遠征。今年は利尻富士へ。
ほぼ登りっぱなしかつ、最後に立ちはだかるガレ場。厳しいとは聞いていたけど予想以上にキツくて
しまいには肩から提げていたカメラをリュックにしまって登る始末。
写真撮る気力を損なわれた時点で少々敗北感が残る利尻富士でした。

美深町に前泊して稚内からフェリー

利尻富士ばあちゃんちのある美深町に前泊し、早朝稚内に向け北上。


利尻富士 フェリー6:30発のフェリーに乗り込む。稚内港から利尻までは52km。
およそ1時間半の船旅です。


利尻富士 フェリー利尻富士がみえてきた。空も海も今日は青い。


利尻富士 フェリー8:30 利尻に上陸。磯の香りが鼻を刺します。


ここからタクシーに乗車。
シートベルトをしないのは、利尻スタンダードなのかな?


8:45 入山届けを記入して、さてと登山開始。
利尻富士は自然保護のため、トイレがないのだそう。

事前リサーチに倣い、携帯トイレを持参。ちなみに初めて買いました。

それでも極力使いたくはないので、水分は控えめにしようと誓う。


序盤、父親のハイペースがちょっと気になる。

海抜225mの登山口から、1721mの山頂までは高低差およそ1500m。
全行程目安およそ9時間とあり、つい急ぎがちになるのは無理もないかな。


やたらと小さい虫がぶんぶんやってた。

と思ったら早くもぜぇぜぇ言ってた父。
まだ始まったばっかだけど大丈夫? ちょっと不安。



港が見えた。また船が入ってきてるみたい。時刻は10:40。


すこし開けた場所に出たので、朝早かったこともあり
二人しておなかを満たす。

おばちゃんが握ってくれたおにぎり、おいしい。
パワー回復して、登山再開。


こうゆう隙間に植物が生えてるとつい目が行ってしまう。
絶対何か住んでいる気がする。


登り始めて2時間半。まだまだ先は長い。



常に登りが続くため、気づいたらこんなに汗が。
サウナみたいにポツポツでてきてた。


木の隙間から礼文島が見えた。あっちにも山があるみたい。


一方、利尻島の山頂はというと、まだまだ先です。
しかし今日は本当に天気がいい。晴れ男全快です。この時点で登り始めて3時間45分。


8合目過ぎ、利尻岳避難小屋

利尻岳避難小屋に到着。8合目を少し過ぎたところでちょうど13時。
登山開始からはかれこれ、4時間異常登り続けていることになる。


ちょっとペースをあげなくちゃな、なんて思っていたところで、
なんと、突如父親がギブアップ宣言。


毎週出張ばかりの身体には、この登りどおしの利尻富士は
体力的にかなりきつかったんだと思う。

「さっきの小屋で待ってるから、じゅんぺい一人で行ってこい」と、
今来た道を戻っていきました。

しかしここまで来て、スパッとやめられる潔さ。
勇気ある撤退ってやつに我が父ながら感心してしまった。


父の背中を見送って振り返ると、
利尻富士は、「来てみろよ」とでも言っているかのよう。

そうか、ここから一人か。

と、ちょっとドキドキしつつ、さて、行くしかないか。


心臓破りのガレ場に突入

9合目を過ぎてからが、鬼の登りでした。
正直本当にキツい。

急なガレ場が続き、足が思うように前に進まない。
一歩稼いでも、半歩ズルっと戻されるイメージ。

ときどき、ズザザザザーーー、とシャレにならないほど足が滑るため、
冷やっとする場面もありました。

途中すれちがったおじさんから、
「急がないと日が暮れるぞ」と言われ、
完全に真に受け、気持ち的にも焦ってた。

上に行けばいくほど急になり、足場はさらに滑る。
もう5時間近く登ってきた疲労もピークで、
尋常じゃないほどに汗が吹き出る。

なんでこんな山に来てしまったんだろう、とさえ思った。

ついには、登山時に絶対リュックにしまったことのなかったカメラをしまい、
もう登りに専念することを決意。

「くそ」「負けっかよ」なんて言葉が自然に出るほど、
あとはもう気力との勝負。

最後の難所を過ぎ、ようやく1721mの山頂へ

そんなこんなで自分との戦いを続け、ついに山頂が目の前に。


14:00 ちょうど。時間にして5時間と15分かけて登頂成功。
斜面をかけあがってくる海風が最高のご褒美です。超きもちいい。


1721mから見た景色。あの港がこんなに小さくなってた。


裏側には町があるらしい。


礼文島もはっきり。



August 11, 2009

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